2025/09/26

宇都宮小旅行

日帰りで宇都宮まで遊びに行った。ありがたいことに友人に誘われて。

宇都宮に来るのは初めて。東京駅から新幹線で1時間程度だったかな。正直あまり遠出した感じがしなくて、在来線でゆったり行った方が旅の風情を感じられてよかったのかも、と思ったりもした。

餃子の看板と同じくらい歯医者の看板も目立つ街だった。写真はこれしか撮ってないけど、本当にそこらじゅうにある。なんなんだ。

駅からバスに乗って30分ほど。辿り着いたのは大谷資料館。ここは採石場跡が観光施設化されている。読みはオオタニではなくオオヤ。ちなみ友人の母は最近テレビに出すぎで鬱陶しいという理由で大谷翔平のアンチになったらしい。そんなこと俺に言われても困っちゃうよ…

切り立った巨岩を見てるだけでおもしろい。この一帯はこんな迫力のある景色がそこらじゅうに見える。

資料館からはちょっと離れているけど、こんな場所もあった。

もっとすごいのが地下の巨大空間。信じられないくらい深くて広い。奥の曲がったところにもまだまだ空間が広がっている。立ち入り禁止のエリアもあったから本当に果てしない。平面に切り取られた剝き出しの岩肌に、大自然と人間の技術力それぞれの壮大さが両立していた。もう何万回も言われてるんだろうけど、神殿とかダンジョンみたいな場所。

あとちょっと寒い。この日はだいぶ暑さは落ち着いてきたけど、それでも外はまだまだTシャツ1枚で過ごせるような気候。でも地下は1枚羽織ろうかなと思うくらいにはひんやり。水辺もあったりする。

写真は撮ったけど、自分のスマホじゃこの空間の雰囲気は表現しきれないな。友人の持ってるハイエンドモデルが羨ましくなった。俺はブログとツイッターのためにいいスマホが欲しい。

地下を出た後の展示でようやく気付いたんだけど、ここSOUL LOVEのMV撮影場所だった。地力で気付きたかったな。このMV大好きなんだもん。みんな楽しそうなのが好き。

大谷資料館、めちゃめちゃいい場所だった。もっと知られてもいいと思う。実際自分も来るまで全然知らなくて、今回誘ってくれた友人には感謝している。今時インバウンド客も見かけなかった。都内からのアクセスも比較的容易だし、みんなにもおすすめしたい。

駅前に戻って色んな店の餃子を食べ比べられる施設に行った。ラーメン博物館の餃子版みたいな場所。ラーメン博物館には行ったことないので間違ってたらごめん。

餃子って別にどこでも食べられるしおいしいし、宇都宮って何がそんなに特別なの?と来るまでは思っていた。正直、舐めてた。でも激戦区だからこそ各店の個性が磨き上げられていて、だから宇都宮の餃子は特別なんだな…ということを食べ比べてみて初めて実感できた。自分の想像力の甘さが恥ずかしい。とてもおいしかったし、一度にこんなに餃子ばっかり食べてる時間も初体験で楽しかった。なんだか観光客らしいことができて満足。香蘭という店が特に好み。

あと最近は「ちゃんと食べられる年齢のうちに食というエンターテインメントを楽しみきらないと!」と強く思っている。先月胃腸炎で食べられない時期を経験したせいで、食べられるってとても幸せなことなんだな…と実感したので。いろいろなところに訪れて、いろいろなものを食べたい。いつかタイムリミットが来る前に、今のうち少し無茶をしとく。

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