
オモコロチャンネルのイベントに行った。場所はパシフィコ横浜。
不安はあった。自分って果たして楽しめる側の人間なんだろうかと。この人たちのことは好きだけど、こういうイベントをやるのはなんか違うんじゃない?という目でも見ているので。自分でも古いタイプの人だと思うけど、多分どっかに仲間もいるはず。とはいえ過去のアーカイブを配信で見たら楽しめはしたし、試しに一度行ってみるべきだとも思った。
会場。若い女性客が多い。なるほど本当にこういう層にウケているのか…と実感。これだけでもある意味来た甲斐はあったかもしれない。自分はそういうコンテンツにハマっているのだ。とはいえ男性客もなんだかんだ多くて、少し安心感も覚えた。
公演は楽しめた。満足。特にスモーク演出や騎馬戦はステージならではの魅力が詰まっていたと思う。売るんだ…と正直ちょっと引き気味に思っていたペンライトだけど、シッコマン新曲で客席が黄色で照らされて、これ全部尿色(にょうしょく)を意味してるんだよなって思うとしっかり面白かった。良い意味でカウンター食らったような気分に。これは多分間違いなく会場にいたからこそ実感できることだった。そしてこれはきっと色んな層のファンがいるからこそ実現できるオモロなのだとも思う。これってすごいことなのかもしれない。
ステージ上でとても通りのいい声で歌い躍動するサングラスの彼を見ると特別な気持ちになった。彼とは恐らく同郷で同世代。インターネットで育ってきたという点も共通してると思う。あと卓球部だったことも。勝手に親近感を覚えていて、そして次元なんてまるっきり違うということは自覚しつつも悔しくなる。自分もああなりたいというわけではないんだけど、相応の何か誇れるものが欲しいんです。しばらく心の奥底に眠っていた気持ちだったけど、生で彼を見たことで再び刺激されてしまった。